ぜん‐じゅう【善柔】
1 表面は柔和で、内心は誠意のないこと。また、その人。「苦言を悪み—を好し」〈阪谷素・明六雑誌四三〉 2 善良で気の弱いこと。
ぜんじゅし‐でんち【全樹脂電池】
電極をはじめ、ほぼすべての部材に樹脂を用いるリチウムイオン電池。正極・負極の活物質をゲル状の高分子膜で覆い、集電体を樹脂にすることで、従来のリチウムイオン電池にくらべ、安全性が高く、低コストで製...
ぜん‐じゅつ【前述】
[名](スル)前に述べたこと。既述。先述。「—のとおり」「—したように」⇔後述。
ぜん‐じゅんかん【全循環】
湖沼などの閉鎖された水域環境において、冬季に表面の水が低温・高密度になって下降し、湖底の水と入れ替わる現象。この鉛直方向の循環によって、水域全体に酸素が供給される。冬季に湖の表面が十分に冷やされ...
ぜんじゅんかん‐こ【全循環湖】
表面と底層の水が循環し、水域全体の水が混ざり合う全循環が生じる湖。
ぜん‐じょう【前条】
前に記した箇条。
ぜん‐じょう【軟障】
「ぜじょう(軟障)」に同じ。
ぜん‐じょう【禅杖】
座禅のとき、眠けを戒めるのに用いる杖。先に柔らかい球がついている。
ぜん‐じょう【禅定】
《「禅」は、梵dhyānaの音写「禅那」の略。「定」はその訳》 1 仏語。思いを静め、心を明らかにして真正の理を悟るための修行法。精神を集中し、三昧(さんまい)に入り、寂静の心境に達すること。六...
ぜん‐じょう【禅譲】
[名](スル) 1 中国における易姓革命観に基づく君主交代の一形式。天子がその位を世襲としないで、有徳の人にゆずること。→放伐(ほうばつ) 2 天子または支配者がその位をゆずること。