そう【奏】
天子に申し上げること。また、その文書。「遺令(いりょう)の—」
そう【相】
1 そのものの内面などを表す姿・形・ありさま。「憤怒の—」 2 人や物の外面に現れた運勢・吉凶のきざし。人相・手相・家相など。「水難の—」 3 文法で、動詞によって表される動作・作用の性質・あり...
そう【草】
[名] 1 下書き。草稿。「—を起こす」 2 「草書」の略。「楷(かい)、行(ぎょう)、—」 3 「草仮名(そうがな)」の略。「—の手」 4 立花・生花(せいか)の役枝(やくえだ)の一。構成上...
そう【叟】
おきな。老翁。「舟に乗りたる—の帽子したるが」〈宇治拾遺・六〉
そう【曹】
1 役所の中の部屋。「退きて—に至る」〈今昔・九・三一〉 2 仲間。また、一族。「後の—たらんものに伝へよ」〈読・弓張月・残〉
そう【笙】
「しょう(笙)」に同じ。「声いとおもしろく、—の笛吹きなどするを」〈源・賢木〉
そう【喪】
「も(喪)」に同じ。「親の—にあひて侍りける法師のもとに」〈拾遺・雑秋・詞書〉
そう【惣】
室町時代、農村の自治組織。名主の中から選ばれた乙名(おとな)・年寄・沙汰人(さたにん)などを中心に、寄合によって掟(おきて)を定め、入会地(いりあいち)・灌漑(かんがい)用水などの共同管理や年貢...
そう【葬】
死者をほうむること。葬儀。「あすは上の町より結構なる—がある」〈咄・露がはなし・五〉
そう【装】
1 よそおい。「—を凝らす」 2 書物の体裁。装丁。「—を新たに再刊する」「フランス—」