とり‐さま【取(り)様】
「様」の旁(つくり)を「取」の字の草体で書いたもの。目下の人への宛名に用いる。
とり‐さ・る【取(り)去る】
[動ラ五(四)]取ってなくす。取り除く。「不純物を—・る」「不安を—・る」
とり‐ざお【鳥竿】
先に鳥もちをつけて小鳥をとる竿。とりさしざお。
とり‐ざかな【取り肴】
1 一つの器に盛って出し、各自が分けて取る酒の肴。 2 日本料理で、最後の中酒(ちゅうしゅ)膳に出す肴。特に珍品などを用いる。
とり‐ざら【取(り)皿】
料理などを各自取り分けるのに用いる小ぶりの皿。めいめい皿。
とり‐しき・る【取(り)仕切る】
[動ラ五(四)]自分の身に引き受けて行う。いっさいを自分の責任で処理する。「家事を—・る」 [可能]とりしきれる
とり‐しず・める【取(り)鎮める】
[動マ下一][文]とりしづ・む[マ下二]騒ぎなどをしずめる。おさえて落ち着かせる。「興奮した観衆を—・める」
とり‐したた・む【取り認む】
[動マ下二]きちんとかたづける。整理する。「見苦しき物あらば—・めんとてみるほどに」〈平家・四〉
とり‐しば・る【取(り)縛る】
[動ラ五(四)]にぎりしめる。かたくにぎる。「恰も…戦場の報知を聞く心地で、細腕を—・りつつ」〈蘆花・思出の記〉
とり‐しま【鳥島】
東京都、伊豆諸島南端の火山島。明治35年(1902)の大爆発で住民が全滅。現在は無人島。国際保護鳥のアホウドリの繁殖地。 ⇒硫黄鳥島