トリウム【thorium】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色のもろい金属。同位体もあるが、天然に存在するほとんどすべては質量数232のもので、中性子の照射でウラン233に変換するので原子炉燃料になる。光...
トリウム‐けいれつ【トリウム系列】
天然の放射性核種の崩壊系列の一。トリウム232から始まり鉛208に終わるもの。この間、核種の質量数は4の倍数を保つので4n系列ともいう。
とり‐うら【鳥占】
卜占(ぼくせん)の一。鳥の鳴き声、止まった枝の方向、飛ぶ方角などで吉凶を占った。また、正月に小鳥の腹を裂いて、穀物が胃の中にあるかどうかで年占(としうら)をしたともいう。
とり‐うり【取り売り】
古道具の売買をすること。また、その人。古道具屋。「上方の—がこの脇差(わきざし)を売りに来て」〈浄・女腹切〉
とり‐え【取(り)柄/取(り)得】
とりたててすぐれた点。長所。「—のない人」「丈夫だけが—」
トリエステ【Trieste】
イタリア北東部の港湾都市。アドリア海北岸にあり、工業が盛ん。トリエステ地方は14世紀以来オーストリア領。第一次大戦後イタリア領となり、第二次大戦後、1954年にロンドン協定で、北部と港はイタリア...
トリエル【Trier】
⇒トリーア
トリエント【Trient】
イタリアの都市トレントのドイツ語名。
トリエント‐こうかいぎ【トリエント公会議】
1545年から1563年にかけて、イタリア北部の都市トリエント(Trient、トレントのドイツ語名)で開催された公会議。宗教改革運動に対抗するため、カトリックの教義を再確認するとともに教会の諸改...
トリエンナーレ【(イタリア)triennale】
《3年目ごとの、の意》3年に一度開催される美術展覧会。特に、ミラノで開かれる国際美術展が有名。→ビエンナーレ