にお‐どり【鳰鳥】
カイツブリの別名。《季 冬》
におどり‐の【鳰鳥の】
[枕] 1 鳰鳥が水に潜(かず)き、長くもぐる意から、「葛飾(かづしか)」「息長(おきなが)」に掛かる。「—葛飾早稲(わせ)をにへすとも」〈万・三三八六〉 2 鳰鳥が雌雄並んで水に遊ぶ意から、「...
にお‐の‐うきす【鳰の浮き巣】
カイツブリの巣。アシの間などに作られ、それが水に浮いているように見えるので、和歌などでは、よるべないあわれなものとして詠まれる。《季 夏》
にお‐の‐うみ【鳰の海】
琵琶湖の異称。におのみずうみ。「—や潮干にあらぬかひなさはみるめかづかむ方のなきかな」〈夜の寝覚・四〉
ニオバイト【Niobite】
⇒コルンブ石
ニオビウム【niobium】
⇒ニオブ
ニオブ【(ドイツ)Niob】
バナジウム族元素の一。単体は灰白色で、展延性に富む金属。融点が高く、塩酸・熱硫酸に溶けるが、硝酸・アルカリには溶けない。耐熱合金の添加材、超伝導材料などに利用。かつてはコロンビウムといった。元素...
ニオベ【Niobē】
ギリシャ神話に登場する女性。タンタロスの娘で、テーベ王アンフィオンの妻。女神レトに子供の数の多さを誇ったため、レトの子アポロンとアルテミスにすべての子供を射殺され、悲しみのあまり石になったという。
に‐おも【荷重】
[名・形動] 1 荷物が重いこと。また、そのさま。「—な車」 2 責任や負担が重すぎること。また、そのさま。「新人には—な仕事だ」
にお‐やか【匂やか】
[形動][文][ナリ] 1 「においやか1」に同じ。「電灯の光を浴びている遊女(おんな)の—な白粉の顔が」〈近松秋江・青草〉 2 「においやか2」に同じ。「ふかぶかと胸一杯に—な空気を吸い込んだ...