かち‐ずもう【勝(ち)相撲】
勝った相撲。また、勝つはずの相撲。「—をのがす」
きょう‐そう【狂想】
常識はずれでまとまりのない考え。また、気まぐれな考え。
ぎょう‐ぶ【行歩】
歩くこと。歩行。「身に病付きて—することあたはず」〈今昔・一三・二〇〉
きょう‐こつ【軽忽/軽骨】
[名・形動] 1 かるがるしいこと。軽はずみなこと。また、そのさま。けいこつ。「忽ちきゃっきゃっと—な声を発し」〈二葉亭・浮雲〉 2 ばかげたこと。とんでもないこと。また、そのさま。「なう—や、...
ぎ‐り【義理】
1 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。「—を通す」「—にはずれた行為」 2 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならない...
きょ‐く【巨躯】
並はずれて大きな体。巨体。
きり‐おと・す【切(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 物の一部を切って本体から離す。「パンの耳を—・す」 2 堤防の一部を壊して、水を流す。「堤防を—・す」 3 つるしてある幕の上部をはずして一気に下へ落とす。切って落とす。
きょう‐げき【矯激】
[名・形動]言動などが並はずれて激しいこと。また、そのさま。「—の言を弄して自ら欺き」〈独歩・運命〉
くぎ‐ごたえ【釘応え】
1 打ち込んだ釘の効き目。 2 意見などの効き目があること。「もとが主筋、下人筋の親と子、—せぬはず」〈浄・油地獄〉
空谷(くうこく)の跫音(きょうおん)
《「荘子」徐無鬼の「空谷に逃るる者は、人の足音の跫然たるを聞きて喜ぶ」から》だれもいないはずの山奥で聞こえる足音。孤独なときに受ける珍しくてうれしい訪問や便りのたとえ。