レト【Lētō】
ギリシャ神話の女神。ゼウスに愛されてアポロンとアルテミスを生んだ。ローマ神話ではラトナ。
りん‐しゃく【悋惜】
《「りんじゃく」とも》物惜しみすること。りんせき。「それがし望み申せども、御用の場所とて—あり」〈浄・百人上﨟〉
レトーン【Letoon】
小アジアにあった古代の聖域。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの南西約110キロメートルに位置する。名称は古代ギリシャの女神レトに由来する。ヘレニズム時代に築かれたレト、アポロン、アルテミスを祭...
りょうじんにっき【猟人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski okhotnika》ツルゲーネフの短編集。1852年に22編で刊行、1880年に3編が追加され、全25編となる。ハンターの見聞録のかたちで農奴の悲惨な生活と高...
レロス‐とう【レロス島】
《Leros/Λέρος》ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶ島。イタリア語名レロ島。ドデカネス諸島に属し、リプシ島とカリムノス島の間に位置する。中心地はアギアマリナ。古代ギリシャ時代には女神アルテミ...
らいほうしゃ【来訪者】
阿刀田高の短編ミステリー小説。昭和53年(1978)、「別冊小説新潮」秋季号に発表。昭和54年(1979)年刊の短編集「ナポレオン狂」に収録。第32回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。
リヴィエラをうて【リヴィエラを撃て】
高村薫の長編小説。謎の東洋人スパイを巡る、各国諜報機関やテロリストたちの争いを描いたミステリー。平成4年(1992)刊。同年、第11回日本冒険小説協会大賞受賞。平成5年(1993)第46回日本推...
らくてん‐か【楽天家】
楽天的な人。オプチミスト。⇔厭世(えんせい)家。
リバウンド【rebound】
[名](スル) 1 はね返ること。はね上がること。 2 バスケットボールの用語。 ㋐シュートミスのボールが、リングやボードに当たってはね返ること。また、そのボール。リバウンドボール。 ㋑㋐のボー...
りゆう【理由】
宮部みゆきの長編小説。嵐の夜に起きた一家四人の殺害事件をめぐるミステリー。平成10年(1998)刊行。同年、第120回直木賞受賞。