やせ‐ろうにん【痩せ浪人】
貧しくてみすぼらしい浪人。浪人をあざけっていう語。
やせ‐おとこ【痩せ男】
1 やせた男。また、みすぼらしい男。 2 能面の一。執念と怨恨(えんこん)とにやつれ果てた男の亡霊を表す。「阿漕(あこぎ)」「善知鳥(うとう)」「藤戸(ふじと)」の後ジテなどに用いる。
やそ‐くま【八十隈】
多くの曲がり角。「この道の—ごとに万度(よろづたび)かへりみすれど」〈万・一三八〉
ヤグール【Yagul】
メキシコ南部、オアハカ州にある遺跡。州都オアハカの東約40キロメートルに位置する。8世紀から12世紀にかけて、ミステカ人の影響の下、神殿や球戯場などが建造された。付近に残るギラナキツ洞窟や他の遺...
やつ・す【俏す/窶す】
[動サ五(四)] 1 目立たないように姿を変える。また、みすぼらしい姿にする。「身を—・す」 2 やせるほど思い込む。顔形が変わるほど、一つのことに夢中になる。「恋に身を—・す」 3 出家する。...
やさか‐に【八尺瓊】
大きな玉。一説に、多くの玉を8尺の緒に貫いて輪にしたもの。「腕(たぶさ)にまかせる—の五百箇(いほつ)の御統(みすまる)を乞ひ取り」〈神代紀・上〉
焼(や)きが回(まわ)・る
1 焼き入れの際の火が行き渡りすぎて、かえって刃物の切れ味が悪くなる。 2 頭の働きや腕前が落ちる。年をとるなどして能力が鈍る。「こんなミスをするとは、おれも—・ったな」
やつれ【窶れ】
1 病気や心労でやつれること。また、そのようす。「—が見える」「面(おも)—」 2 見栄えがしなくなること。「何ばかりの御身の—にかはあらむ」〈源・若菜下〉 3 人目につかないように、みすぼらし...
モスキトス‐かいがん【モスキトス海岸】
《Costa de Mosquitos》中央アメリカ、ホンジュラスからニカラグアまでのカリブ海側(東側)の海岸。約500キロメートルにわたって、低湿地が広がり、潟湖が多く点在する。モスキト族(ミ...
も‐こう【帽額】
1 御簾(みす)や御帳(みちょう)の懸けぎわを飾るために、上長押(うわなげし)に沿って横に引き回す布帛(ふはく)。水引幕の類。額隠(ひたいかく)し。 2 《1の文様として使用されたところから》窠...