めい‐じん【名人】
1 技芸にすぐれている人。また、その分野で評判の高い人。 2 江戸時代、囲碁・将棋で九段の技量を持つ最高位者に与えられた称。現在は、それぞれタイトルの名称。名人戦の勝者がタイトルを手にする。
めいじん‐かたぎ【名人気質】
「名人肌」に同じ。
めいじん‐げい【名人芸】
名人にしかできないような高度な技芸。
めいじんごどころ【名人碁所】
江崎誠致の長編小説。昭和57年(1982)刊。江戸時代初期、囲碁の名人位を巡る争いを描いた歴史小説。
めいじん‐じょうず【名人上手】
その技芸で、他の人以上に優れた技能を持っている人。名人とも上手ともいわれる人。
めいじん‐せん【名人戦】
1 囲碁の七大タイトル戦の一。昭和37年(1962)創設。タイトル保持者とリーグ戦優勝者が七番勝負で対決し、勝者が名人のタイトルを手にする。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5期...
めいじん‐はだ【名人肌】
名人といわれる人に特有の肌合い。がんこであったり、利害に恬淡(てんたん)としていたりする気質上の傾向。名人気質(かたぎ)。
めい‐すい【名水】
1 有名な清水。特に、茶の湯で珍重する上質で有名な水。 2 名高い川。
めい‐すう【名数】
1 同類のものをいくつかまとめ、一定の数をつけて呼ぶもの。「三筆」「四天王」「七福神」など。 2 単位の名称や助数詞をつけた数。「一個」「二軒」「三人」「五本」の類。
めい‐すう【命数】
1 命の長さ。天命。寿命。「—が尽きる」 2 天から授けられた運命。宿命。 3 数学で、ある数に名称を与えること。