やま‐ね【山鼠/冬眠鼠】
齧歯(げっし)目ヤマネ科の哺乳類。体長7〜8センチ、尾長4〜5センチ。体つきは丸く、灰茶色で背に黒い縦線が1本あり、尾に長毛がある。山林にすみ、樹上性で、果実・昆虫などを食べる。冬は木の穴などで...
やま‐ねこ【山猫】
1 山野にすむ猫。野生化した猫。のらねこ。 2 ネコ科の哺乳類のうち、小形の野生種の総称。リビアヤマネコ・オオヤマネコ・オセロットなど。日本ではツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコがすむ。 3 鎌...
やまねこ‐ざ【山猫座】
北天の小星座。3月中旬の午後8時ごろ、天頂近くで南中するが、明るい星はない。学名(ラテン)Lynx
やまねこ‐スト【山猫スト】
《wildcat strike》労働組合の一部の組合員が、中央指導部の承認なしに行うストライキ。山猫争議。
やまねこのなつ【山猫の夏】
船戸与一の小説。ブラジルを舞台とする冒険エンターテイメント。昭和59年(1984)刊。第6回吉川英治文学新人賞、第3回日本冒険小説協会大賞(国内部門)を受賞。
山(やま)眠(ねむ)・る
《「臥遊録」の「冬山惨淡として眠るが如し」から》冬の山の静まり返ったようすをいう。《季 冬》「硝子戸にはんけちかわき—・る/万太郎」
やま‐ねんぐ【山年貢】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。農民個人や村の所有する山を対象に一定額が賦課された。