エル‐クッル【El-Kurru】
スーダン東部にあるヌビア人王朝の墓地遺跡。古代エジプト末期王朝時代の第25王朝(クシュ王朝)の諸王のために築かれた小型のピラミッドが多数残り、一部、色鮮やかな壁画が見られる。2003年「ゲベルバ...
えんがん‐かい【沿岸海】
国の領土の海岸線に沿う一定範囲の海。領海の一部で、その国の主権に属する。沿岸領海。→領海
えんぎきゃく【延喜格】
弘仁格(こうにんきゃく)・貞観格(じょうがんきゃく)以降の詔勅・官符を集大成したもの。12巻。三代格の一。藤原時平・紀長谷雄(きのはせお)らが編集。延喜7年(907)成立。一部を除き、現存しない。
えん‐げん【延言】
江戸時代の国学者の用語。もと1音であった語の一部が延びて2音ないしそれ以上となったとされるもの。「語らふ(←語る)」「老いらく(←老ゆ)」などの類。延音(えんおん)。
えん‐こ【円弧】
円周の一部。弧。
えんこう‐るい【円口類】
軟骨魚類・硬骨魚類とともに広義の魚類を構成する一群。現生では最も原始的な魚で、ヤツメウナギ目とヌタウナギ目がある。体はウナギ形で、骨は軟骨。うろこを欠き、粘液に富む。胸びれ・腹びれがなく、背びれ...
エンドサイトーシス【endocytosis】
細胞が外部の物質を取り込む過程の一つ。細胞の表面で、細胞膜の一部が物質を包み込むようにして陥没し、細胞膜から遊離して小胞を形成する。バクテリアなどの大きな粒子を取り込む食作用(ファゴサイトーシス...
エンペラー‐ペンギン【emperor penguin】
ペンギン科の鳥。ペンギン類では最大で、立ち上がると高さ1メートル以上ある。頭・背・尾が黒ないし灰青色、腹が白く、くびの一部が黄色。南極大陸に分布。冬、雄が卵を足の上にのせて2か月間温め続ける。皇...
えんりゃく‐そうろく【延暦僧録】
奈良時代の伝記書。唐からの帰化僧思託(したく)の著。延暦7年(788)成立。日本最初の僧の伝記といわれるが、現存せず、宗性(そうしょう)の「日本高僧伝要文抄」などに一部が引用されている。
エーエム‐ステレオほうそう【AMステレオ放送】
中波によるステレオ放送。日本では平成4年(1992)に民放5局が放送開始。 [補説]NHK(日本放送協会)が導入せず、またステレオで受信できるラジオが普及しなかったため、平成19年(2007)か...