さん‐い【三畏】
《「論語」季氏の「孔子曰く、君子に三畏あり」から》君子がおそれつつしむべき三つのこと。すなわち、天命、大人(たいじん)(人格の高い人)、聖人の言葉。君子の三畏。
さんいくがくいん‐だいがく【三育学院大学】
千葉県夷隅(いすみ)郡大多喜(おおたき)町にある私立大学。平成20年(2008)に開学した。看護学部の単科大学。
さんいちご‐じけん【三・一五事件】
昭和3年(1928)3月15日、田中義一内閣が日本共産党などの関係者千数百名を、治安維持法違反の容疑で一斉検挙した事件。
さんいち‐どくりつうんどう【三・一独立運動】
1919年3月1日、ソウルで日本支配からの解放を望む朝鮮民族が起こした反日独立運動。独立宣言を発し、朝鮮独立万歳を叫ぶ示威運動は全国各地に波及したが、日本の軍・警察は武力でこれを鎮圧した。万歳事...
さん‐いっち【三一致】
《(フランス)trois unités》演劇は、一日の間(時間)に一か所(場所)で起こる一つの事(筋)を扱うべきであるという作劇理論。アリストテレスの理論を受けて、17世紀フランスの古典劇作者た...
さん‐いん【三院】
平安時代の大学別曹である勧学院・学館院・奨学院。
明治4年(1871)の官制改革で設置された正院・左院・右院。
さん‐え【三会】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》仏語。 1 仏が成道(じょうどう)後に、衆生済度(しゅじょうさいど)のために行う3回にわたる説法。 2 弥勒菩薩(みろくぼさつ)が釈迦(しゃか)入滅の56億...
さん‐え【三慧】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》仏語。智慧を修行の順序によって三つに分類したもの。経典の教えを聞いて生じる聞慧(もんえ)、思惟・観察によって得られる思慧(しえ)、禅定を修して得られる修慧(...
さん‐え【三衣】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》僧が着る3種の袈裟(けさ)。僧伽梨(そうぎゃり)(大衣(だいえ)・九条)・鬱多羅僧(うったらそう)(上衣・七条)・安陀会(あんだえ)(中衣・五条)。また、一...
さんえ‐いっぱつ【三衣一鉢】
僧の具備すべき一式の品。三衣と食器の鉢。