あげ‐ぶた【上(げ)蓋】
「上げ板1」に同じ。
あげ‐まさり【上げ優り】
元服して髪上げした顔かたちが、以前に増してりっぱに見えること。⇔上げ劣り。「一の宮の御—のゆゆしさ(=スバラシサ)は」〈狭衣・四〉
あげ‐まり【上げ鞠】
蹴鞠(けまり)で、けり始めの作法。懸かりの木や人に当たらないように、人の目の高さほどにけり上げる。貴人や名人が務めた。「御門(みかど)も御鞠に立たせ給へり。二条関白良実—し給ひき」〈増鏡・おりゐる雲〉
あ・げる【上げる/揚げる/挙げる】
[動ガ下一][文]あ・ぐ[ガ下二] 1 そのもの全体または部分の位置を低い所から高い方へ動かす、また、移す。 ㋐物の位置を低い所から高い所に移す。「箱を棚に—・げる」「幕を—・げる」「すだれを—...