うえ‐の‐おんぞ【表御衣/上御衣】
貴人を敬ってその人の着用する表衣(うえのきぬ)をいう語。「—は黒きに、御単衣(おんひとへぎぬ)は紅の花やかなる間(あはひ)に」〈大鏡・道長上〉
うえのがくえん‐だいがく【上野学園大学】
東京都台東区にある私立大学。明治37年(1904)創立の上野女学校を母体として、昭和33年(1958)に大学を開設。平成19年(2007)から男女共学となった。
うえ‐の‐きぬ【表衣/上衣】
束帯・布袴(ほうこ)・衣冠のときに用いる上着。位階によって色彩を異にするが、束帯には縫腋(ほうえき)の袍(ほう)(文官)と闕腋(けってき)の袍(武官)の区別がある。ほう。
うえの‐こうえん【上野公園】
東京都台東区にある都立公園。台地と不忍池(しのばずのいけ)の低地とにまたがり、江戸時代は寛永寺の境内で、桜や蓮の名所。上野動物園・東京国立博物館・国立西洋美術館・国立科学博物館などがある。上野恩...
うえ‐の‐さぶらい【上の候】
清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)。
うえの‐し【上野市】
⇒上野
うえの‐しゅんのじょう【上野俊之丞】
[1790〜1851]写真家。長崎の人。名は「としのじょう」とも。写真機を初めて輸入。薩摩藩主島津斉彬(しまづなりあきら)を撮影した写真は、日本人の手になる最初の写真といわれる。
うえの‐せんそう【上野戦争】
慶応4年(1868)5月15日、江戸城無血開城を不満として江戸上野の寛永寺に立てこもって抵抗する彰義隊を、新政府軍が壊滅させた戦い。
うえ‐の‐ぞうし【上の雑仕】
女御(にょうご)の入内(じゅだい)や五節(ごせち)などのとき、宮中に臨時に置かれて雑用を務めた女官。うえぞうし。「—、人のもとなる童(わらはべ)も」〈枕・九二〉
うえの‐としょかん【上野図書館】
上野公園にあった国立国会図書館支部上野図書館の通称。旧帝国図書館。平成12年(2000)に国際子ども図書館となる。