じょうわん‐じょうみゃく【上腕静脈】
上腕動脈の両側を走る、2本で一対の静脈。上腕の血液を集める。尺骨静脈と橈骨静脈の合流点から起こり、大円筋の下縁付近で腋窩静脈となる。
じょうわん‐どうみゃく【上腕動脈】
鎖骨下動脈・腋窩動脈から続く動脈。上腕二頭筋の内側を下行し、肘窩で尺骨動脈と橈骨動脈に分かれる。血圧の測定に用いられる。
じょうわん‐にとうきん【上腕二頭筋】
上腕の前側の大きな筋肉。肩甲骨と橈骨(とうこつ)とについており、肘(ちゅう)関節を屈曲させ、力こぶとなり、また手を外旋させる。
ぞうず‐め・く【上衆めく】
[動カ四]「じょうずめく」の直音表記。「上﨟中﨟のほどぞ、あまり引き入り—・きてのみ侍るめる」〈紫式部日記〉
のぼ・す【上す】
[動サ五(四)]「上(のぼ)せる」に同じ。「議題に—・す」「食卓に—・す」 [動サ下二]「のぼ(上)せる」の文語形。
のぼ・せる【上せる】
[動サ下一][文]のぼ・す[サ下二] 1 ㋐取り上げて公の場に出す。「話題に—・せる」 ㋑正式に書き記して残す。記載する。「議事録に—・せる」 ㋒料理として出す。「山海の珍味を食膳に—・せる」 ...
のぼり【上り/登り/昇り】
1 下から上へ、低い所から高い所へ移動すること。また、その道や流れ。「山の—はきつい」「角を曲がると急な—になっている」⇔下り。 2 鉄道の路線や道路で、各線区ごとの終点から起点への方向。また、...
のぼり‐あきない【上り商ひ】
都へ上る途中で商いをすること。また、その商人。「江戸に下り本町の呉服棚に売りては、—に奥筋の絹綿ととのへ」〈浮・永代蔵・四〉
のぼり‐あゆ【上り鮎】
成長して春に川を上る若いアユ。《季 春》
のぼり‐おり【昇り降り/上り下り】
[名](スル)のぼることとおりること。「階段を—するのは骨だ」