のぼり‐がつお【上り鰹】
春、黒潮に沿って日本の太平洋岸を北上するカツオ。初鰹。→下り鰹
のぼり‐がま【登り窯】
陶磁器を焼く窯の一。丘などの傾斜面に階段状に数室から十数室の房を連続して築いたもの。第一室の燃焼の余熱を各室に利用する。中国・朝鮮で開発され、日本では朝鮮系の唐津焼が初めて築いた。 [補説]書名...
のぼり‐くだり【上り下り】
[名](スル)のぼることと、くだること。のぼったり、くだったりすること。「川を—する船」
のぼり‐くち【上り口/登り口】
《「のぼりぐち」とも》階段・坂道・山などの、登りはじめる所。
のぼり‐げた【上り桁】
階段の段板を支えるため、斜めにかけた梁(はり)。
のぼり‐ざか【上り坂/登り坂】
《「のぼりさか」とも》 1 登りの坂道。⇔下り坂。 2 物事が少しずつ盛んになっていく状態にあること。「人気は—だ」⇔下り坂。
のぼり‐しお【上り潮】
満ちてくる潮。あげしお。「薩摩潟へや落とさんと申しし折節、—にさへられ」〈謡・大原御幸〉
上(のぼ)り大名(だいみょう)下(くだ)り乞食(こじき)
旅の始めに派手にやりすぎて、帰りには文無しでみすぼらしくなること。行き大名の帰り乞食。
のぼり‐ちょうし【上り調子】
からだや技術などの状態が、しだいによいほうに向かうこと。「投手陣が—なのは心強い」
のぼり‐つ・める【上り詰める/登り詰める】
[動マ下一][文]のぼりつ・む[マ下二] 1 のぼれるだけのぼる。登っていっていちばん上まで達する。「長い坂を—・める」「出世の階段を—・める」 2 ひどく夢中になる。のぼせあがる。「—・めたる...