おと‐ぎき【音聞き】
世間での評判。うわさ。外聞。「—見苦しきことなり」〈大鏡・師輔〉
おどろか・す【驚かす】
[動サ五(四)]《意識しない物事に、はっと気づかせる意が原義》 1 びっくりさせる。「世間を—・すニュース」 2 気づかせる。注意を呼び起こす。「なかなか物思ひの—・さるる心地し給ふに」〈源・葵...
おに【鬼】
《「おん(隠)」の音変化で、隠れて見えないものの意とも》 [名] 1 仏教、陰陽道(おんようどう)に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、口は横に裂けて鋭い牙(きば)をもち、裸...
おぼえ【覚え】
1 覚えること。習得。理解。「—が早い」 2 記憶に残っている事柄。また、思い当たること。心覚え。「この顔には—がある」「身に—がない」 3 感じること。感覚。「冷たくて足に—がなくなる」 4 ...
おぼこ‐むすめ【おぼこ娘】
世間ずれしていない、うぶな娘。
お‐ぼっちゃん【御坊ちゃん】
1 他人の息子を敬っていう語。 2 世間を知らない男をあざけっていう語。「いくつになっても—で困る」
おもい‐なし【思い做し】
1 そうであろうと思い込むこと。気のせい。「—でもあろうが、其面相(かおだち)も大きく厳めしくなって」〈二葉亭訳・片恋〉 2 まわりの人が推定して決めること。世間の評判。「これは、人の御際(きは...
おもて‐かんばん【表看板】
1 劇場の正面に掲げる、出演者名や演目名などを書いた看板。 2 世間に対して掲げる名目。「低利金融を—にして詐欺を働く」
おもて‐げい【表芸】
その人の専門として世間に認められている技芸。⇔裏芸。
おもて‐ざた【表沙汰】
1 内密にしたいことが世間に知れ渡ること。表立つこと。「事件が—になる」 2 公の機関によって取り扱われること。裁判ざた。おおやけざた。「—にして決着をつける」⇔内沙汰(うちざた)。