アナボル‐ろんそう【アナボル論争】
大正時代、無政府主義者(アナルコ‐サンジカリスト)とマルクス主義者(ボルシェビスト)との間で行われた論争。特に、労働運動の組織論をめぐり、政党の指導を排除する自由連合論をとるアナ派に対し、ボル派...
アナポリス【Annapolis】
米国メリーランド州中央部の都市。同州の州都。チェサピーク湾に注ぐセバーン川の河口に面し、海軍士官学校がある。同国最古の州議事堂として知られるメリーランド州議事堂やセントアンズ教会など、18〜19...
アナワク‐こうげん【アナワク高原】
《Anáhuac》メキシコ中央部に広がる高原。標高1000メートルから2000メートル程度。狭義には西シエラマドレと東シエラマドレの両山脈に挟まれ、ポポカテペトル山などの山々からもたらされる伏流...
あに‐がわ【阿仁川】
秋田県中央北部を流れ、日本海に注ぐ米代(よねしろ)川の支流の一。森吉山に源を発し、鷹巣盆地西部で米代川に合流する。長さ64.2キロ。かつて中流域に金・銀・銅などを産出した鉱山があった。
アヌシ‐こ【アヌシ湖】
《Lac Anosy》マダガスカルの首都アンタナナリボにある人造湖。市街南部に位置する。もとは農業用の貯水池だったが、19世紀前半、メリナ朝の王ラダマ1世の時代に現在の姿になった。湖の中央の小島...
あねさん‐かぶり【姉さん被り】
女性の手ぬぐいのかぶり方の一。手ぬぐいの中央を額に当て左右の端を後頭部へ回し、その一端を上に折り返すか、その角を額のところへ挟むかする。あねさまかぶり。
あねは‐づる【姉羽鶴】
ツル科の鳥。全長約95センチ。全身が淡青灰色で、のどと首の前部は黒い。ユーラシア大陸の中央部で繁殖し、冬にインドなどへ渡る。日本では迷鳥。
アバノス【Avanos】
トルコ中央部、カッパドキア地方にある町。同国最長の川、クズル川の上流部に位置する。ヒッタイト時代より窯業が盛んで、クズル川の粘土質の土から作られる素焼きの陶器が有名。
あばばばば
芥川竜之介の短編小説。大正12年(1923)12月、雑誌「中央公論」に発表。著者自身がモデルとされる保吉ものの作品のひとつ。たばこ屋の若い女店員が母となった姿に対し、主人公が抱く感慨を描く。
アバーデア‐こくりつこうえん【アバーデア国立公園】
《Aberdare National Park》ケニア中央部にある国立公園。首都ナイロビの北約100キロメートルに位置する。面積約770平方キロメートル。標高2000〜4000メートルの森林地帯...