ちりのなか【塵の中】
和田芳恵の短編小説。昭和38年(1963)刊行。同年、第50回直木賞受賞。
つき‐なか【月中】
月の中ごろ。中旬。つきなかば。
てい‐ちゅう【庭中】
1 にわのなか。庭内。 2 中世の訴訟における過誤救済制度の一。訴訟担当奉行の不正や書類の紛失など、手続き上の不備を訴えること。また、のちには将軍への直訴をいう。
てい‐ちゅう【邸中】
やしきのなか。邸内。
てき‐ちゅう【敵中】
敵のなか。敵地のなか。
てき‐ちゅう【的中/適中】
[名](スル) 1 (的中)矢や弾丸が的(まと)にあたること。命中。「目標に—する」 2 予測・見当などがあたること。「予感が—する」「大穴ねらいがずばり—する」
てぐさりしんじゅう【手鎖心中】
井上ひさしの中編小説。昭和47年(1972)発表。同年、第67回直木賞受賞。「浮かれ心中」の演目で歌舞伎舞台化された。
でい‐ちゅう【泥中】
どろのなか。
でん‐ちゅう【殿中】
1 《古くは「てんちゅう」とも》御殿の中。また、将軍の居所。 2 江戸時代に流行した木綿の袖なし羽織。胴服(どうぶく)。殿中羽織。 3 江戸末期に流行した男子用の編み笠。一文字笠。
とおとうみさんちゅう【遠江山中】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。遠江は現在の静岡県。山の中で木挽(こび)き職人が巨大な木材を加工している姿が手前に置かれ、木材とそれを支える支柱の間から遠方の富士山が...