あたけ‐まる【安宅丸】
江戸時代、3代将軍徳川家光のときにつくられた大型軍船。実用に適さず半世紀で解体された。
あんざい‐みずまる【安西水丸】
[1942〜2014]イラストレーター・作家・漫画家。東京の生まれ。本名、渡辺昇。都会的で温かみのある画風で人気を集めた。村上春樹との共著「村上朝日堂」シリーズでも知られる。他に、小説「アマリリ...
いしどうまる【石童丸】
苅萱(かるかや)伝説中の人物。出家した父の苅萱道心を母とともに高野山に訪ねる。
いち‐がん【一丸】
心を一つにしたひとかたまり。「全員—となって難局を切り抜ける」
いよ‐どうまる【伊予胴丸】
伊予札(いよざね)で作られた胴丸。
うがん【烏丸/烏桓】
漢代に、中国北方にいたアルタイ語系遊牧民族。前3世紀に匈奴(きょうど)に敗れた東胡の後裔。後漢末期に勢力を強め、中国北辺を侵したが、207年に魏(ぎ)の曹操(そうそう)に滅ぼされた。
うじ‐まる【宇治丸】
《宇治川でとれる鰻(うなぎ)で作る姿鮨(すがたずし)が評判で、宇治丸とよばれたところから》鰻鮨。また、鰻のかば焼き。うじまろ。
うめおうまる【梅王丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の登場人物。菅原道真に仕える舎人(とねり)で、松王丸・桜丸の兄。
うめわかまる【梅若丸】
中世・近世の諸文芸に登場する伝説上の少年。京都北白川吉田少将の子で、人買いにさらわれ、武蔵国隅田川畔で病死したという。東京都墨田区向島の木母寺(もくぼじ)境内に梅若塚がある。謡曲「隅田川」、浄瑠...
お‐まる【御丸/御虎子】
《「まる」は、大小便をする意の動詞「放(ま)る」から》病人や小児が使う、持ち運びのできる便器。おかわ。