かみ‐でっぽう【紙鉄砲】
細くて節のない竹の筒に、ぬらした紙を丸めて詰め、次に別の紙玉を押し入れて棒で突き、空気の圧力で音を立てて飛び出させる仕掛けの玩具。
かみ‐の‐ま【上の間】
1 上座にあたる部屋。奥の間。 2 江戸城本丸御用部屋のうち、大老や老中が政務を執った部屋。かみのへや。
かめ【亀】
1 カメ目の爬虫(はちゅう)類の総称。体の構造は中生代の祖先形から大きな変化がなく、背面と腹面とに骨質の甲をもち、中に頭・四肢・尾を引っ込めて身を守る。あごはくちばし状になり、歯はない。水・陸に...
かも【鴨/鳧】
1 カモ目カモ科の鳥のうち、ガン・ハクチョウ類以外の総称。中・小形の水鳥。先の丸い平らなくちばしをもち、指に水かきがある。一般に雄の羽色は派手で、雌は褐色。日本には秋に渡ってきてつがいをつくり、...
かも‐ぐつ【鴨沓】
蹴鞠(けまり)などのときに用いる革沓(かわぐつ)。先端を丸く作ったもの。
か‐やく【火薬】
熱や衝撃によって爆発する物質で、そのエネルギーを有効に利用できるもの。火薬類取締法では、弾丸などの発射薬とロケット推進薬をいい、広くは爆薬・火工品を含めていう。ニトロセルロース・黒色火薬など。
か‐ら【掛絡/掛羅/掛落】
《身に掛け絡(まと)うものの意》 1 ㋐主に禅僧が用いる、方形の小さな略式の袈裟(けさ)。五条の袈裟の変形で、両肩から胸の前に垂れるようにまとう。掛子(かす)。 ㋑㋐につけてある象牙の輪。 2 ...
からす‐ざんしょう【烏山椒】
ミカン科の落葉高木。暖地に自生。枝に短いとげが多い。葉はサンショウに似て大きい。雌雄異株。夏、淡黄色の小花を円錐状につけ、実は丸く辛みがある。葉を煎じたものはマラリアに効があるという。
からすま‐どおり【烏丸通り】
京都市中央部を南北に走る幹線道路の呼び名。北の今宮通りから京都御苑前を通り、南の久世橋通りに至る。全長約6.6キロ。平安京の烏丸(からすまる)小路にあたる。
からすまる【烏丸】
平安京の南北の小路。現在の烏丸(からすま)通りにあたる。