お‐てまえ【御手前】
[名] 1 相手の腕前。技量。手並み。「—を拝見したいものですね」 2 (「御点前」とも書く)茶の湯の作法・様式。また、その手並み。 [代]二人称の人代名詞。主として武士が同輩の間で用いた。...
おも‐て【面】
《「おも(面)」に、方向・方面を表す「て」の付いたもの。正面のほう、の意》 1 顔面。顔。「—を赤らめる」「—を伏せる」 2 仮面。めん。主として能・狂言に用いるものにいう。 3 物の表面。外面...
お‐もと【御許】
[名] 1 女性が使う脇付(わきづけ)の一。おんもと。 2 御座所。また、貴人のおそば。「—にさぶらふ人の中に、内侍仕うまつるべき人はありや」〈宇津保・内侍督〉 3 「御許人(おもとびと)」の...
おも‐に【主に】
[副]主として。大部分。ほとんど。「大学では—物理を学んだ」→主(おも)
おりゃら◦します
[連語]《動詞「おりゃる」の未然形+尊敬の助動詞「します」》 1 「ある」の尊敬語で、補助動詞的に用いる。…でいらっしゃる。「清水の観音は、妻観音に—◦します」〈虎明狂・瞽女座頭〉 2 「ある」...
おんたい‐しょくぶつ【温帯植物】
主として温帯に生育する植物。杉・ブナなどの樹木や、菊・キキョウなどの草花。
おんな‐で【女手】
1 女の労力。また、女の働き手。「—一つで育てた息子」「—が足りない」⇔男手。 2 女の書いた文字。女性の筆跡。女文字。「—の手紙」⇔男手。 3 《主として女が用いたところから》平仮名。⇔男手。...
か
[接頭]主として形容詞に付いて、意味を強め、語調を整える。「—弱い」「—細い」「—黒い」
か【化】
[名]影響を他に及ぼすこと。「恵を施し、道を正しくせば、その—遠く流れん事を知らざるなり」〈徒然・一七一〉 [接尾]主として漢語に付いて、そのような物や事、状態に変える、または変わるという意...
かいえん‐たい【海援隊】
江戸末期、坂本竜馬らが長崎亀山で組織した貿易結社。慶応元年(1865)結成、当初は亀山社中と称したが、慶応3年(1867)竜馬が隊長となって改称。主として薩長両藩のために西洋の物産・武器・船舶な...