み‐か【甕】
《「み」は接頭語あるいは水の意か。「か」は飲食物を盛る器の意》昔、主に酒を醸造するのに用いた大きなかめ。もたい。「—越しに我が手な取りそ」〈神楽・明星〉
み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。「—をそそる」「—の秋」 [補説]近年、甘味、酸味、塩味、苦味と並んで...
み‐かん【蜜柑】
1 ミカン科ミカン属の常緑小高木。また、その実。暖地に産し、葉は長楕円形。初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ。果樹として広く栽培され、ウンシュウミカン・キシュウミカンなど多くの品種...
ミクロゾーム【microsome】
細胞原形質中の小さな粒。主に小胞体とリボゾームからなる。
みこ‐あいさ【巫女秋沙】
カモ科アイサ属の鳥。全長44センチくらい。雄は全身ほぼ白色で、背や目先部分が黒く、俗にパンダガモともよぶ。雌は頭の上半分が褐色、下半分が白色で、背は灰褐色。ユーラシア大陸北部に分布し、日本では主...
み‐ごえ【実肥】
植物の開花・結実などをよくする肥料。主に燐酸(りんさん)肥料をいう。
みず‐き【水木】
ミズキ科の落葉高木。山地に自生し、枝を横に伸ばす。葉は互生し、広楕円形で裏面はやや白い。5月ごろ、白い小花を散房状に密生してつけ、黒い実を結ぶ。根から水を吸い上げる力が強く、春には多量の水を含む...
みず‐ろう【水牢】
水びたしにした牢の中に罪人を入れて苦しめること。また、その牢屋。江戸時代、主に年貢未納者に課した。
みだれ【乱れ/紊れ】
1 まとまっていないこと。整っていないこと。「裾の—をなおす」「電波の—」 2 秩序などが崩れること。「世の中の—」 3 心が平静さを失って混乱すること。「心の—を静める」 4 能の舞事(ま...
みっきょう‐びじゅつ【密教美術】
密教の展開とともに生み出された造形美術。諸尊の画像・彫像や曼荼羅(まんだら)を主に、密教法具類、灌頂堂などの建築を含む。