うら‐にし【浦西】
主に山陰地方で、晩秋から冬にかけて吹く西風、または北西の風。
うら‐ばしご【裏梯子】
主となる階段とは別に、家の裏に設けた別の階段。客商売の家などで主に家族や使用人が利用する。
うら‐メニュー【裏メニュー】
主に飲食店で、正規のメニューには掲げていない料理や品目のこと。
うり【瓜】
1 ウリ科の植物のうち、実を食用にするものの総称。キュウリ・シロウリ・スイカ・メロン・カボチャなどで、特にマクワウリをいう。《季 夏》「葉がくれの—と寝ころぶ子猫かな/一茶」 2 ウリ科の双子葉...
うりわたし‐じょう【売渡状】
江戸時代、土地などの売買にあたって、売り主が証拠として買い主に出した文書。売買証文。売り券。
うるし【漆/漆樹】
1 ウルシ科の落葉高木。山野にみられ、葉は羽状複葉で、小葉は楕円形。雌雄異株で、初夏、黄色い小花が総状に咲く。果実はほぼ球形で白黄色。樹液から塗料をつくり、果実からは蝋(ろう)をとる。中国の原産...
うるし‐ばけ【漆刷毛】
漆を塗るときに使う刷毛。主に人の毛髪で作る。
うわに‐ぶね【上荷船】
江戸時代、主に大坂で、本船と波止場との間を往復して、荷物の積み卸しをした喫水の浅い船。京都・大坂間の川運漕にも用いられた。
うわ‐のり【上乗り】
[名](スル) 1 船や車で運ぶ荷物とともに乗っていくこと。また、その人。「トラックに—する」 2 近世、貨物輸送船に乗り込み、荷主に代わって積み荷の管理・監督をつかさどった役。 3 他人の計画...
うん‐げん【繧繝/暈繝】
同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、主に宝相華(ほうそうげ)などの文様を表す。赤・青・緑・紫などの色を用い、奈良・平安時代の仏画、寺院の装飾や染織な...