し‐ぼう【脂肪】
脂肪酸とグリセリンのエステルのうち、常温で固体のもの。動物では皮下・筋肉・肝臓などに貯蔵され、エネルギー源となる。植物では主に種子に含まれる。→セルライト
しぼう‐そしき【脂肪組織】
主として脂肪細胞が多く集まっている結合組織。主に脊椎動物にみられ、臓器の周囲や皮下などにあって、外部の衝撃からの保護、栄養の貯蔵、保温などの働きをする。
しまだ‐まげ【島田髷】
日本髪の代表的な髪形。前髪と髱(たぼ)を突き出させて、まげを前後に長く大きく結ったもの。主に未婚女性が結う。花嫁の文金高島田をはじめ、締付島田・投げ島田など多くの種類がある。江戸初期、東海道島田...
しも‐はた【下機】
《「しもばた」とも》主に木綿・麻布を織るのに用いる機。→上機(かみはた)「—に木綿一端(たん)、これを織りおろして」〈浮・永代蔵・五〉
しゃかいけいやく‐せつ【社会契約説】
社会・国家は、それを構成する個人相互間の、自由意志に基づく契約によって成立するという理論。主に17〜18世紀の英国・フランスで、ホッブズ・ロック・ルソーらによって主張された。民約論。契約説。国家...
しゃかいほけん‐びょういん【社会保険病院】
平成26年(2014)3月まで社団法人全国社会保険協会連合会が運営した病院。全国に48施設あったが、地域医療機能推進機構などに譲渡された。社保病院。→厚生年金病院 [補説]政府管掌健康保険(現在...
しゃくや‐うけじょう【借家請状】
江戸時代、家を借りるとき、借家人と保証人が連判して家主に提出する証文。身元や支払い能力などについて保証したもの。店請状(たなうけじょう)。
しゃくやにんばいしょうせきにんたんぽ‐とくやく【借家人賠償責任担保特約】
火災保険における特約の一つ。賃貸住宅の賃借人が過失により火災などを起こし、その借用する部屋に損害を与えた場合、貸主に対する法律上の損害賠償責任を負うことによって被った損害について保険金が支払われ...
しゃしゅつ‐せいけい【射出成型】
プラスチック成型法の一。主に熱可塑性樹脂を用い、加熱により流動化したプラスチックを冷たい金型内に射出して成型する。インジェクションモールド。インジェクションモールディング。
しゃっ‐けん【借券】
古文書の一様式。米穀・金銭などの借用に際し、借り主が貸し主に交付した証文。借書。借用状。借用証文。