しゃじつ‐しゅぎ【写実主義】
現実をあるがままに再現しようとする芸術上の立場。特に、ロマン主義への反動として、19世紀中ごろにフランスを中心として興った思潮をさす。文学ではフロベール、絵画ではクールベなどが代表的。リアリズム。
しゃじつ‐しょうせつ【写実小説】
写実主義の立場によって書かれた小説。
しゃ‐ぞう【写像】
1 対象物をあるがままに写して描き出すこと。「人生の精確なる—ということを」〈抱月・文芸上の自然主義〉 2 物体から出た光線が鏡やレンズなどによって反射または屈折されたのち、集合して再びつくられ...
しゃみん‐しゅぎ【社民主義】
「社会民主主義」に同じ。
しゅ【主】
[音]シュ(漢) ス(呉) [訓]ぬし おも あるじ [学習漢字]3年 〈シュ〉 1 家に控えて客をもてなす人。「主客・主人」 2 支配・所有関係の中心となる人。「主従/君主・戸主・社主・船主...
しゅい‐しゅぎ【主意主義】
《voluntarism》 1 哲学で、世界の根本原理を意志に認める立場。ショーペンハウアーの哲学など。⇔主知主義。 2 心理学で、欲望・欲求などを含めて、広義の意志を人間心理の根本原理とする説...
しゅうきょうだんたい‐ほう【宗教団体法】
昭和15年(1940)に施行された法律。教団の統合と教理の国家主義的修正を図ったもの。第二次大戦後廃止。
しゅう‐し【宗旨】
1 宗門の信仰内容の主旨として説くところ。ある宗教の教えの中心教義。「—を説く」 2 一つの宗教の中の流派。宗門。宗派。 3 自分の主義・主張・趣味。好みのやり方や考え方。「—に合わない」
しゅうし‐がえ【宗旨変え/宗旨替え】
[名](スル) 1 信仰していた宗教・宗派を捨てて、別の宗教・宗派にかえること。 2 それまでの主義・主張・趣味などをかえて、他の方面に転じること。「—してワインを飲み始める」
しゅうし‐ちがい【宗旨違い】
1 信仰する宗旨が違うこと。 2 主義・主張、また職業・専門などが違っていること。