とう‐しゅ【当主】
その家の現在の主人。当代の戸主。
とうどう‐の‐しゅ【東道の主】
[連語]《「春秋左伝」僖公三十年から。東方へ赴く旅人をもてなす主人の意》主人となって来客の案内や世話をする者。東道の主人。
とくしゅ‐かぶぬし【特殊株主】
総会屋のこと。
とくべつしはい‐かぶぬし【特別支配株主】
株式会社の総株主の議決権の10分の9以上を保有する株主。他の株主に株式を全部売り渡すよう請求できる。 [補説]完全子会社と合算して10分の9以上となる場合も含まれる。定款でこれを上回る割合を定め...
なっしょ‐ぼうず【納所坊主】
寺の会計・庶務を取り扱う下級の僧。
ななつ‐ぼうず【七つ坊主】
近世末期、芝増上寺を出て江戸市中を毎夕七つ時から、拍子木を打ち、念仏を唱えて托鉢(たくはつ)して歩いた僧。「—の拍子木とともに座敷の道具かはりて」〈人・辰巳園・後〉
な‐ぬし【名主】
1 ⇒みょうしゅ(名主) 2 江戸時代、地方(じかた)三役の一。領主の下で村政を担当した村の長。主として関東での呼称で、関西では庄屋、東北では肝煎(きもいり)と称した。 3 江戸時代、町役人の一...
なまいだ‐ぼうず【なまいだ坊主】
江戸時代、鉦(かね)をたたいて念仏を唱えながら浄瑠璃や物まねを演じて金品をもらい歩いた僧形の物乞い。
なまぐさ‐ぼうず【生臭坊主】
《魚肉・獣肉など生臭いものを食べる坊主の意から》戒律を守らない品行の悪い僧。また、俗気の多い僧。
なまず‐ぼうず【鯰坊主】
歌舞伎の役柄の一。左右のもみ上げから、太白の糸で編んだ長い毛を垂らしている坊主。「暫(しばらく)」に登場する。