いちび・る
[動ラ五(四)](関西で)調子に乗ってはしゃぎまわる。出しゃばる。図に乗る。
いっき‐に【一気に】
[副] 1 途中で休まずに物事をするさま。いっぺんに。「—駆け抜ける」 2 《近世上方語》すぐに。じきに。「乗るなら早う乗らんせ、—出すさかひ」〈滑・膝栗毛・六〉
いわ‐ふね【岩船/磐船】
高天原から下界に下りるときに神が乗るという堅固な船。「天探女(あまのさぐめ)が—の泊(は)てし高津は」〈万・二九二〉 [補説]曲名別項。→岩船
うかが・う【窺う】
[動ワ五(ハ四)] 1 すきまなどから、ひそかにのぞいて見る。「鍵穴から中を—・う」 2 ひそかにようすを探り調べる。「顔色を—・う」「ライバル会社の動きを—・う」 3 一部分から全体を推し量っ...
うか‐と
[副]しっかりした心構えや注意力のないさま。うかうか。うっかり。「中々—人の云うことに乗る男じゃ無いが」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
うち‐はや・る【打ち逸る】
[動ラ四]調子に乗る。勇み立つ。「ある上達部のおほむこ、—・りて物怖ぢせず」〈堤・虫めづる姫君〉
うち‐またが・る【打ち跨がる】
[動ラ五(四)]またがって乗る。「さっそうと馬に—・る」
うつし‐ぐら【移し鞍】
平安時代、官人が公用で乗る馬寮(めりょう)の馬につける鞍。平文の鞍橋(くらぼね)、半舌の鐙(あぶみ)、斧形の大滑(おおなめ)が特色。似せて作った鞍を私馬(わたくしのうま)につけることもある。うつ...
うま‐の‐せ【馬の背】
1 馬の胴の上部。背骨を境に左右に下がって腹部になる。平らで、人がまたがって乗る部分。 2 (見た目が似ていることから)山で、両側が切り立った崖になっている狭い尾根、また、そこを通る登山道。痩(...
うま‐の‐はなむけ【餞】
《昔、旅に出る人の道中の無事を祈って、乗る馬の鼻をその行く先へ向けてやったところから》旅立つ人の安全を祈り、前途を祝して、酒食をもてなしたり、品物を贈ったりすること。また、その品物。餞別(せんべ...