いざよい【十六夜/猶予】
《動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」》 1 (十六夜) ㋐十六夜の月のこと。《季 秋》「—もまだ更科の郡(こほり)かな/芭蕉」 ㋑陰暦16日。また、その夜。 2 (猶予)進もうとし...
いちぶ‐しっこうゆうよ【一部執行猶予】
裁判所が3年以下の懲役または禁錮を言い渡す場合に、刑の一部を執行し、残りの期間について執行を猶予できる制度。初めて実刑を受ける人や薬物使用者が対象。平成28年(2016)6月より導入。
いよ【伊予】
旧国名の一。現在の愛媛県にあたる。予州。 愛媛県中部の市。伊予灘に面し、花がつおの産地。ミカンの生産も盛ん。人口3.8万(2010)。
かね‐がね【予予/兼ね兼ね】
[副]以前から。かねて。「おうわさは—承っておりました」
きそ‐ゆうよ【起訴猶予】
検察官が事件を不起訴とする場合の理由の一。法務省訓令の「事件事務規定」に定められた不起訴の裁定の一。被疑事実が明白な場合において、被疑者の性格・年齢および境遇、犯罪の軽重および情状ならびに犯罪後...
しっこう‐ゆうよ【執行猶予】
有罪の判決を受けた者について、情状によって刑の執行を一定期間猶予し、問題なくその期間を経過すれば刑を科さないこととする制度。現行刑法では、3年以下の懲役もしくは禁錮または50万円以下の罰金の言い...
しっこうゆうよ【執行猶予】
小山いと子の短編小説。昭和25年(1950)発表。同年、第23回直木賞受賞。
しはらい‐ゆうよ【支払猶予】
⇒モラトリアム
せいよ【西予】
愛媛県西部にある市。東西に長く、西の臨海部では農漁業が、東の山間部では畜産業・林業が盛ん。平成16年(2004)三瓶(みかめ)町、明浜(あけはま)町、宇和町、野村町、城川(しろかわ)町が合併して...
せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】
裁判所が被告人に対して、一定の期間有罪または刑の宣告を留保し、その期間を無事経過したときに刑事処分から解放する制度。英国・米国で発達したが、日本では未採用。→執行猶予