あんぜん‐しんわ【安全神話】
確実な証拠や裏付けがあるわけではないが、絶対に安全だと信じられている事柄。「—が崩壊する」→神話2
あん‐てん【暗点】
1 視野中の島状の欠損部分。視神経の通路にあたる盲点や、目の病気で病状として現れるものがあり、その部分は暗色を呈する。 2 隠された部分、また事柄。「信吾が話しそびれたような—は」〈康成・山の音〉
い‐あん【慰安】
[名](スル)心をなぐさめ、労をねぎらうこと。また、そのような事柄。「従業員を—する」「—旅行」
いい‐か・える【言(い)換える/言(い)替える】
[動ア下一][文]いひか・ふ[ハ下二] 1 同じ事柄を他の言葉で言い表す。言い直す。換言する。「易しい言葉で—・える」 2 前に言ったことと別なことを言う。「前言を取り消して—・える」
いい‐がかり【言(い)掛(か)り】
1 口実を作って、難癖をつけること。また、その事柄。「—をつける」「とんだ—だ」 2 言い出して、あとに引けなくなること。「門口で突き当たったといふが—でけんかよ」〈滑・八笑人・初〉
いい‐ごと【言ひ事】
1 話されること。また、言葉。「頼めおきしその—やあだなりし波越えぬべき末の松山」〈山家集・下〉 2 よく話される事柄。話の種。「そのころの—にこそし侍りしか」〈大鏡・伊尹〉 3 口論。口げんか...
いい‐じょう【言(い)条/言(い)状】
1 言いたい事柄。言い分。「自分の—ばかり通そうとして」〈紅葉・金色夜叉〉 2 (「…と」「…とは」を受けて)…とは言うものの。…とは言いながら。「邸うちとは—距離のある森つづきの小径(こみち)...
いい‐たて【言(い)立て】
《「いいだて」とも》 1 取り立てて言うこと。強く主張すること。「先方の—を聞く」 2 言い逃れの言葉。口実。「お勢は気分悪いのを—にして英語の稽古にも往かず」〈二葉亭・浮雲〉 3 宣伝的な事柄...
いい‐つたえ【言(い)伝え】
1 昔から口づてに伝えられてきた事柄。口碑(こうひ)。伝説・ことわざなど。「古い—を守る」 2 ことづて。伝言。
いい‐ならわし【言(い)習わし】
古くからそう言われてきた事柄や言葉。