ふ【二】
に。ふたつ。声に出して数をかぞえるときにいう語。ふう。「ひ、—、み、よ」
ふう【二】
「ふ」の音変化。「ひい、—、みい」
ふた【二】
1 に。ふたつ。数値を読み上げるときなどに、二(に)の数を間違いなく伝えるために用いる。「—百—十—円なり」 2 に。ふたつ。名詞または動詞の連用形の上に付いて、複合語として用いる。「—親」「—包み」
ふた‐あい【二藍】
1 紅(くれない)と藍とを重ねて染めた青みのある紫色。二つ色。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏とも二藍、または表は赤みがかった濃い縹(はなだ)色で、裏は縹色。二藍襲(ふたあいがさね)。
ふた‐あや【二綾】
2色の糸で織った綾。「彼方(をちかた)の—裏沓(したぐつ)」〈万・三七九一〉
ふたあらやま‐じんじゃ【二荒山神社】
栃木県宇都宮市にある神社。祭神は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)ほか二神。下野(しもつけ)国の一の宮。宇都宮明神。
ふた‐いとこ【二従兄弟/二従姉妹】
「またいとこ」に同じ。
ふた‐いろ【二色】
1 二つの色。にしょく。 2 二つの種類。二通り。「大小—の袋」
ふた‐え【二重】
1 二つ重なっていること。また、そのもの。にじゅう。「ひもを—に掛ける」 2 「二重瞼(まぶた)」の略。 3 腰が折れ曲がること。「いといたう老いて—にてゐたり」〈大和・一五六〉
ふたえ‐おりもの【二重織物】
浮き織物の地文の上に別糸で縫取織(ぬいとりおり)をして文様を織り出したもの。