ヤルカンド【Yarkand】
中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区南西部のオアシス都市。タリム盆地西縁にあり、古来、隊商交易路の要衝で、農畜産物の集散地として発達。莎車(さしゃ)。 [補説]「葉爾羌」とも書く。
ユーデンブルク【Judenburg】
オーストリア中部、シュタイアーマルク州の町。グラーツの西約60キロメートル、ムーア川沿いに位置する。名称は「ユダヤ人の城」の意で、中世にベネチアのユダヤ商人が入植し、交易の拠点として発展。20世...
よう‐ろ【要路】
1 重要なみち。主要な交通路。「東西交易の—」 2 重要な地位。「政府の—につく」
ラウマ【Rauma】
フィンランド南西部の港湾都市。15世紀にフランチェスコ修道会の修道院を中心に建設され、バルト海の交易拠点として発展。旧市街が1991年に世界遺産(文化遺産)に登録された。
ラゴス【Lagos】
ナイジェリア南西部の都市。ギニア湾に臨み、潟湖に浮かぶラゴス島、ビクトリア島、および本土部分で構成される。15世紀にポルトガルが交易拠点を置き、続いて英国の奴隷貿易の中心地になった。現在は西ア...
ラチブシュ【Racibórz】
ポーランド南部の都市。カトビツェの南西約60キロメートルに位置し、チェコとの国境に近い。オーデル川、およびウルガラチブシュ運河が貫く。バルト海とアドリア海をつなぐ交易路の要地に位置し、中世に城塞...
ラッテンベルク【Rattenberg】
オーストリア、チロル州の町。銀の産出と交易で発展。中世の面影を色濃く残す街並みで知られる。イン川を挟んだ対岸の町、クラムザッハとともに、ガラス工芸が盛ん。
ラッパースウィル【Rapperswil】
スイス北東部、ザンクトガレン州の町。チューリヒ湖東部の北岸に位置する。ローマ時代より続く交易路、およびアインジーデルンへの巡礼路にあり、ラッパースウィル城を中心に栄えた。カプチン会修道院や聖ヨハ...
ラドム【Radom】
ポーランド中東部の都市。ワルシャワの南約90キロメートルに位置する。12世紀頃より知られる同国最古の都市の一つで、重要な交易拠点だった。工業都市として発展。航空ショーが有名。
ラブアン‐とう【ラブアン島】
《Pulau Labuan》マレーシア、ボルネオ島の北東、南シナ海のブルネイ湾口に浮かぶ島。古くから交易の拠点として栄え、19世紀半ばに英国領となってビクトリア港(現バンダルラブアン)が建設され...