たん‐かん【桶柑】
ミカン科の常緑樹。ポンカンとネーブルの交雑によるタンゴールの一種。広東省原産で、台湾を経て明治期に日本に移入された。鹿児島県、特に屋久島で多く産する。実の外皮は剝きにくいが、瓤嚢が薄くそのまま食...
タンゴール【tangor】
柑橘(かんきつ)類の交雑種の一分類。ミカン類とスイートオレンジ類の自然交配または人工交配による。清見や桶柑など。
ちゅうかんしゅ‐ば【中間種馬】
体格による馬の分類の一つ。軽種馬と重種馬の交雑種で、軽快さと比較的温厚な性質を持ち、軽い馬車の牽引や乗馬・馬術競技などに用いられる。代表種はクオーターホース・スタンダードブレッドなど。「軽半血種...
つばき【椿/山茶/海石榴】
1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し...
ドイツ‐あやめ【ドイツ菖蒲】
アヤメの園芸品種の一。ヨーロッパ原産の数種を交雑して作られ、花色は紫・白・黄色など変化に富み、5、6月ごろ開花する。ジャーマンアイリス。
にくよう‐ぎゅう【肉用牛】
食肉を得るために飼養されている、乳用牛以外の牛。肉専用種(和牛や外国種のヘレフォード種・アバディーンアンガス種など)・乳用種・交雑種がある。
ハイブリダイゼーション【hybridization】
1 交雑。雑種形成。 2 核酸の分子が、相補的な関係にある塩基対と結びついて、複合体を形成すること。分子交雑。
ひんしゅ‐かいりょう【品種改良】
農作物や家畜の品種の遺伝形質を、交雑・突然変異などの方法で改良し、より有用な新しい品種を作り出すこと。
みしま‐うし【見島牛】
山口県萩市見島で飼育される日本古来の小型牛。毛色は黒褐色で雌雄とも角がある。体高約1〜1.2メートル、体重約250〜320キログラム。性質は温順。室町時代に農耕・運搬用の役牛として利用されていた...
もどし‐こうはい【戻し交配】
⇒戻し交雑