げんた【源太】
文楽人形の首(かしら)の一。「ひらかな盛衰記」の梶原源太からついた名称で、時代物・世話物を問わず、20歳前後の二枚目役に用いる。
こうのす【鴻巣】
埼玉県北東部の市。中山道の宿場町として発達。雛(ひな)人形・五月人形づくりの伝統があり、花卉(かき)栽培が盛ん。平成17年(2005)10月、吹上町・川里町を編入。人口12.0万(2010)。 ...
こうのす‐にんぎょう【鴻巣人形】
鴻巣市産の人形。天正年間(1573〜1592)ごろから農家の副業として作られた。雛人形が中心で、初期は土人形、のち、練り物の京人形風となった。
こうのす‐びな【鴻巣雛】
鴻巣市産の雛人形。頭と手足を型抜きし、綿繻珍(めんしゅちん)などで胴を包み、黒塗りの台の上に立てたもの。
こきょう【故郷】
《原題、(ドイツ)Heimat》ズーダーマンの戯曲。1893年の作。主人公のマグダは、「人形の家」の主人公ノラと並び、19世紀末の「目覚めた女性」の象徴とされる。
魯迅の短編小説。1921年...
こきん‐びな【古今雛】
安永(1772〜1781)のころ、江戸の人形師原舟月が創始した雛人形。古代雛に当世ふうの新意匠を加えたもので、目に玉眼を用いたのが特徴。
こ‐けし【小芥子】
東北地方の郷土玩具。また、その様式をまねたもの。ろくろびきの木製人形で、丸い頭と円筒形の胴からなり、手足はなく、簡単な彩色で主に女児の姿をかたどる。土地によって胴の形や描彩、顔の面相などに特色が...
こしがや‐びな【越谷雛】
江戸時代、武蔵(むさし)国越谷から産出した素朴で雅味のある雛人形。
こだ・る
[動ラ下二] 1 傾く。しなだれる。「蓮華の花よ咲いて—・れ撓(たわ)うだ」〈田植草紙〉 2 勢いがゆるむ。ひるむ。弱る。「戦は—・れかかって、かなふべしとも見えざりけり」〈幸若・大織冠〉 3 ...
コッペリア【Coppélia】
ドリーブ作曲のバレエ音楽。全3幕。1870年パリで初演。E=T=A=ホフマンの小説に基づく、自動人形コッペリアをめぐる恋物語。