じん‐どう【人道】
1 人として守り行うべき道。「—にもとる行為」「—上の問題」 2 人が通るよう定められた道。歩道。
じんどう‐イニシアチブ【人道イニシアチブ】
人道的な観点から、核兵器が人々の生活に与える影響を考慮し、核兵器の廃絶や禁止条約の制定を求める運動をいう。
じんどう‐かいろう【人道回廊】
戦闘地帯から民間人が安全に避難できるよう設けられた停戦地帯。戦闘当事者らの合意により設置される。
じんどう‐きょう【人道教】
⇒人類教(じんるいきょう)
じんどう‐きょう【人道橋】
歩行者が川・海・道路などを越すために架けられる橋梁。道路橋や鉄道橋に対していう。
じんどう‐しえん【人道支援】
自然災害、伝染病の流行、武力抗争などで飢餓、病気、貧困に苦しんでいる住民を見捨てておけず、危険を承知で必要な物資や人材を送り届けること。
じんどう‐しゅぎ【人道主義】
人間性を重んじ、人間愛を実践し、併せて人類の福祉向上を目指す立場。ヒューマニズム・博愛主義と共通する面が多い。
じんどう‐てき【人道的】
[形動]人として守り行うべき道にかなうさま。「—な見地に立つ」「—に許せない行為」
じんどうてき‐アプローチ【人道的アプローチ】
核兵器などの無差別大量破壊兵器の非人道性に着目して、その不拡散や廃絶を求めること。
人道(じんどう)に対(たい)する罪(つみ)
戦争犯罪の一。一般民衆に対する大量殺人・虐待・追放などの非人道的行為や、政治的・人種的・宗教的理由による迫害行為をさす。第二次大戦後に規定され、ニュルンベルク裁判や極東国際軍事裁判で重視された。...