ぎょう・ずる【行ずる】
[動サ変][文]ぎゃう・ず[サ変] 1 修行をする。「道を—・ずる」 2 行う。「此の優婆塞(うばそく)善を—・ずる人と聞きて」〈今昔・二・三〉
ぎょう‐ぞう【形像】
仏などの姿・形をかたどった絵や彫刻。けいぞう。「畳(かたびら)の上に仏の—を画(か)きて」〈今昔・一・二三〉
ぎょう‐ぶ【行歩】
歩くこと。歩行。「身に病付きて—することあたはず」〈今昔・一三・二〇〉
ぎょく‐じょ【玉女】
1 玉のように美しい女性。「七宝の蓮花を生じ、一々の花の上に各七人の—あり」〈太平記・二四〉 2 仙女。天女。「仙人には婦(め)无(な)し。—には夫无し」〈今昔・一〇・九〉
ぎ‐り【義理】
1 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。「—を通す」「—にはずれた行為」 2 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならない...
くい【杭/杙/株】
1 (杭・杙)地中に打ち込んで支柱や目印にする棒。 2 切り株。くいぜ。「(大象ガ)足に大きなる—を踏み貫きたり」〈今昔・五・二七〉
く・う【悔ふ】
[動ハ上二]《「くゆ」の音変化》「悔いる」に同じ。「此れを—・ふる心なくして」〈今昔・一四・二七〉 [補説]近世には「先非を悔うた所に」〈虎明狂・膏薬煉〉のようにハ行四段活用(連用形ウ音便)とみ...
く‐ぎょう【恭敬】
つつしみうやまうこと。きょうけい。「梵天(ぼんでん)、帝釈(たいしゃく)および諸天皆—せん」〈今昔・一・一〉
くさかり‐うま【草刈(り)馬】
1 7月7日の朝、真菰(まこも)や藁(わら)で作った馬に草を刈って背負わせ、家まで引いて帰る行事。また、その馬。農馬の安全を祈る。《季 秋》 2 草刈りに用いる駄馬。草刈りの馬。「—の中に強から...
くし【串】
《「櫛(くし)」と同語源》 1 魚貝・獣肉・野菜などを刺し通して焼いたり干したりするのに用いる、先のとがった竹や鉄などの細長い棒。「—を打つ」「—を刺す」 2 細長くて、物を貫き通すのに用いるも...