いま‐ほど【今程】
1 つい先ほど。「—お帰りになった」 2 このごろ。近ごろ。「—は要らぬ物なれども、人々のたしなみぢゃほどに」〈虎明狂・鎧〉
いままいり【今参】
狂言。秀句好きの大名に召し抱えられた新参者が、大名の問いにすべて秀句で答える。
いま‐まいり【今参り】
御所や大名家などに仕えはじめたばかりであること。また、その人。新参者。「あれは—か、などわらはせ給ひて」〈枕・一四三〉 [補説]狂言の曲名別項。→今参
いま‐まで【今迄】
[副]今の時まで。現在まで。「—仕事をしていた」「—行ったことがない所」
いま‐みち【今道】
中世以降の新しい里程。6町を1里としてきたのに対して、36町を1里とする。
いま‐みや【今宮】
1 新たに生まれた皇子。 2 本宮から神霊を分けて、新しく祭った神社。若宮。新宮(しんぐう)。
いまみやえびす‐じんじゃ【今宮戎神社】
大阪市浪速区恵美須町にある神社。祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)・事代主神(ことしろぬしのかみ)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)など。商売繁盛の神として信仰される。1月の十日戎は有名。
いまみや‐じんじゃ【今宮神社】
京都市北区紫野今宮町にある神社。祭神は大国主命・事代主神(ことしろぬしのかみ)・稲田姫命。4月のやすらい祭は有名。紫野明神。
いまみや‐どおり【今宮通り】
京都市街地北部を東西に走る道路の呼び名。東の賀茂川右岸から今宮神社の前を通り、西の千本通りに至る。全長約2キロ。
いまみやのしんじゅう【今宮の心中】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。正徳元年(1711)大坂竹本座初演。大坂今宮の戎(えびす)の森で、菱屋手代二郎兵衛と下女きさが心中した事件を脚色。