外面(げめん)似菩薩(じぼさつ)内心(ないしん)如夜叉(にょやしゃ)
顔は菩薩のように優しいが、心は夜叉のように険悪で恐ろしいの意。女性が仏道の修行の妨げになることをいった言葉。外面如菩薩(にょぼさつ)内面如夜叉。
げん【験】
1 仏道修行を積んだしるし。特に修験者の行う加持祈祷(かじきとう)のききめ。 2 ある事を行ったことによるききめ。効果。「こんな姑息手段で断えず額を冷やして見たが、一向はかばかしい—もないので」...
ごっ‐か【極果】
仏道の修行によって得た最高の悟り。究極・無上の悟り。大乗仏教の仏果、小乗仏教の阿羅漢果。
ご‐どう【悟道】
仏語。仏道の真理を悟ること。悟りを開いて道理を会得すること。
ごん‐ぎょう【勤行】
[名](スル) 1 仏道を修行すること。 2 仏前で、一定の時を定めて行う読経・回向など。お勤め。「毎朝の—」
ごん‐じゅ【勤修】
[名](スル)《「ごんしゅ」とも》仏道を勤め修めること。修行。ごんしゅう。「常に身を浄めて善を—し」〈霊異記・中〉
さん‐がく【三学】
仏道を修行する者が必ず修めなければならない戒・定(じょう)・慧(え)の3種の実践修行。
さんこ‐じ【三鈷寺】
京都市西京区にある西山宗の本山。承保元年(1074)天台宗の僧源算の創建で、北尾往生院と称したのに始まる。のち、法然の弟子証空のとき念仏道場とし、現在の名に改めた。
さん‐どう【三道】
1 「三行(さんこう)」に同じ。 2 律令制で大学寮に設置された3学科。明経(みょうぎょう)道・明法(みょうぼう)道・算道。 3 兵家で、兵を用いる三つの方法。正兵・奇兵・伏兵。 4 仏語。...
ざ‐どうじょう【坐道場】
《「道場」は釈迦が悟りを開いた菩提道場のこと》仏語。常に仏道を説き修め、悟りを開くこと。