か【家】
[接尾]名詞に付く。 1 そのことに従事している人であることを表す。「咄(はなし)—」「革命—」「芸術—」「起業—」 2 そうした性向の強い人、また、そういう状態にいる人であることを表す。「愛妻...
か‐い
[終助]《終助詞「か」+終助詞「い」から》文末にくる種々の語に付く。 1 (親しみをもって)疑問・反問・確かめの意を表す。「おや、雷—」「そんなことでいいの—」 2 反語の意を表す。「そんなに簡...
かい‐しつ【開室】
[名](スル) 1 部屋を人が出入りできる状態にすること。⇔閉室。 2 企画室・開発室など、「室」の付く組織が仕事を開始すること。⇔閉室。
かえんがた‐どき【火焔型土器】
縄文時代中期の土器の一種。多くが深鉢。口縁部に付く鶏冠状の把手や鋸歯状の突起が、火炎のようにも見えることによる称。表面には縄文でなく、隆線(りゅうせん)文と沈線(ちんせん)文が施されている。信濃...
かぎ‐かずら【鉤葛】
アカネ科の蔓性(つるせい)の木本。房総半島以西の山地に自生。葉は卵形で対生し、基部に小枝の変化した鉤があり、これで他に絡み付く。夏、白緑色の筒形の小花を球状につける。鉤を乾かしたものを漢方で釣藤...
かぎり【限り】
1 時間・空間・数量・程度などの境や限界。また、終わり。最後。「—ある命を生きる」「学問の世界に—はない」「今を—と鳴きしきる蝉(せみ)」 2 (活用語の連体形や名詞に直接、または名詞に「の」の...
か‐げん【加減】
[名](スル) 1 加えることと減らすこと。数学で、加法と減法。 2 適度に調節すること。程よくすること。「暖房を—する」「—して採点する」 3 物事の状態・程度。物のぐあい。「風の—で波の音...
かじ‐の‐は【梶の葉】
1 カジノキの葉。昔、七夕の祭りに、歌などをこの葉7枚に書いて手向ける風習があった。《季 秋》「—を朗詠集のしをりかな/蕪村」「天の川と渡る舟の—に思ふことをも書き付くるかな」〈後拾遺・秋上〉 ...
か‐じょ【花序】
茎への花の付き方。花軸上の花の並び方。また、茎とそれに集団をなして付く花の全体をいう。分類の目安の一つとなり、無限花序と有限花序とに大別される。
風(かぜ)に付(つ)・く
1 (「付く」が四段活用の場合)風に乗る。「琴(きん)の声—・きてはるかに聞こゆるに」〈源・須磨〉 2 (「付く」が下二段活用の場合)風に託する。「—・けて知らぬ国に吹き寄せられて」〈竹取〉