かお‐じまん【顔自慢】
美貌(びぼう)を誇ること。器量自慢。「吉弥笠(きちやがさ)に四つかはりの絎(く)け紐(ひぼ)を付けて、—に浅く被(かづ)き」〈浮・五人女・三〉
顔(かお)に泥(どろ)を塗(ぬ)・る
面目を失わせる。恥をかかせる。「親の—・る」 [補説]「顔に土を塗る」「顔に泥を付ける」とするのは誤り。
かかくへんどう‐じゅんびきん【価格変動準備金】
保険会社が、保有資産の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている準備金。国内株式・外国株式・邦貨建債券・外貨建債券など価格変動リスクが高い資産が対象。積立金...
かかし【案山子/鹿驚】
《「かがし」とも》 1 竹やわらで作った人形。蓑(みの)や笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹など...
かかりつけ‐やっきょく【掛(か)り付け薬局】
外来受診した患者が、どの医療機関で院外処方箋を受け取った場合でも、いつもそこで薬の調剤を受けると決めた薬局。 [補説]薬局では、患者ごとに、処方した薬、購入した市販薬、副作用・アレルギーなどの記...
かかわら‐ず【拘らず/係わらず】
[連語]《動詞「かか(係)わる」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形》(「…に」「…にも」のあとに付けて用いる) 1 …なのにそれでも。…であるのに。「努力したにも—受からなかった」 2 …に...
かがみ‐ごい【鏡鯉】
ドイツゴイの一品種。うろこは退化しているが、大形のものが背びれとしりびれの付け根や側線に沿って残っている。
かがみじし【鏡獅子】
新歌舞伎十八番の一。舞踊劇。長唄。本名題「春興(しゅんきょう)鏡獅子」。福地桜痴作詞、3世杵屋正次郎(きねやしょうじろう)作曲、2世藤間勘右衛門・9世市川団十郎振り付け。明治26年(1893)歌...
かき‐がみ【柿紙】
1 柿色をした紙。 2 柿渋をひいた紙。渋紙(しぶがみ)。「薬はこれにありやとて、腰に—括(くく)り付け」〈仮・竹斎・下〉
かき‐じら【描きじら】
和服の晴れ着の染め模様を、筆でかいたもの。→付けじら