ごりょう‐え【御霊会】
平安時代以降、疫神や死者の怨霊(おんりょう)などを鎮めなだめるために行う祭り。祇園(ぎおん)御霊会もその一つ。みたまえ。→御霊祭
ごりょう‐にん【御寮人】
1 中流町家の娘または若い妻。主として上方で用いられる。ごりょうにんさん。ごりょうはん。ごりょんさん。「ああ、—さん、お出でやす」〈上司・鱧の皮〉 2 貴人の子息・息女をいう尊敬語。室町時代以降...
サアダーバード‐きゅうでん【サアダーバード宮殿】
《Sa'dābād》イランの首都テヘランにある宮殿。市街北部、アルボルズ山の麓に位置する。パフラビー朝の夏の離宮として利用された。広大な敷地内にいくつもの宮殿が点在し、イラン革命以降は現代美術館...
さいがいはけん‐いりょうチーム【災害派遣医療チーム】
地震などの大規模災害現場で、災害急性期(発生後48時間以内)に活動できる機動性をもった医療チーム。専門的訓練を受けた医師・看護師・業務調整員で構成され、現場でのトリアージや応急処置・救命措置など...
サイキ【Psyche】
米国NASA(ナサ)の小惑星探査機。ニッケルや鉄などの金属を多く含むM型小惑星プシケの探査を目的とする。2023年以降に打ち上げの予定。多波長撮像装置、磁気センサー、中性子分光計などを搭載し、周...
さいし‐いせき【祭祀遺跡】
神霊を祭った跡をとどめる遺跡。日本では、古墳時代以降、人・動物・器物をかたどった祭具を用いて、海・山・石などを祭った遺跡をよぶことが多い。福岡県沖ノ島遺跡が有名。
さいしょう‐じ【最勝寺】
京都市左京区にあった寺。六勝寺の一。元永元年(1118)鳥羽天皇の勅願寺として創建されたが、応仁の乱以降廃絶した。
さいじょう【西条】
愛媛県東部の商工業都市。もと一柳氏、次いで松平氏の城下町。繊維・電子工業が盛ん。平成16年(2004)11月、東予市、小松町、丹原町と合併。人口11.2万(2010)。
広島県東広島市の中心...
さいみん‐やく【催眠薬】
眠りを誘発する薬。不眠症の治療に用いる。20世紀半ばまでブロム剤やバルビツール酸系の薬剤が使用されていたが、中毒や依存などの問題があり、1960年代以降は抗不安薬のベンゾジアゼピン系の薬剤が広く...
さい‐もん【祭文】
1 祭りの際に、神にささげる祝詞(のりと)。中世以降、山伏修験者によって芸能化され、近世には、門付け芸に移っていった。さいぶん。 2 歌祭文(うたざいもん)のこと。 3 「祭文語り」の略。→歌祭...