しこくかんたいしものせきほうげき‐じけん【四国艦隊下関砲撃事件】
元治元年(1864)8月、英・仏・米・蘭4か国連合艦隊が長州藩の下関砲台を攻撃した事件。前年の長州藩の攘夷(じょうい)決行の報復措置として行われた。
しじょうきんこうのあんていじょうけん【市場均衡の安定条件】
数学者園正造による論文。昭和19年(1944)、京都帝国大学(現在の京都大学)経済学会発行の「経済論叢」第58号に発表。
しずおか‐じけん【静岡事件】
明治19年(1886)静岡の旧自由党員を中心とする政府転覆計画が発覚し、百余名が検挙された事件。自由民権運動最後の反乱計画。
しせいさつじんじけん【刺青殺人事件】
高木彬光の処女小説。密室殺人をテーマとする推理小説で、神津恭介(かみづきょうすけ)シリーズの第1作。昭和22年(1947)に執筆、江戸川乱歩に認められて昭和23年(1948)に「宝石選書」より出...
しちはかせ‐じけん【七博士事件】
明治36年(1903)東京帝大教授戸水寛人(とみずひろんど)・金井延ら七人の博士が対露強硬論を主張する意見書を発表してロシアを敵視する世論を喚起した事件。
しもやま‐じけん【下山事件】
昭和24年(1949)行方不明になっていた国鉄総裁下山定則が常磐線綾瀬駅付近で轢死(れきし)体となって発見された事件。総裁が国鉄職員の大量整理案を発表し、労働組合が反対闘争を盛り上げていた最中の...
しゃらくさつじんじけん【写楽殺人事件】
高橋克彦の推理小説。昭和58年(1983)、第29回江戸川乱歩賞を受賞した著者の処女小説で、浮世絵3部作の第1作。受賞時の題名は「蝋画の獅子」。
しゅうちゃくえきさつじんじけん【終着駅殺人事件】
《「終着駅」は「ターミナル」とも読む》西村京太郎の長編推理小説。寝台特急ゆうづる7号で故郷へ向かう同窓生たちを襲った連続殺人事件の顛末を描く。十津川警部シリーズ。昭和55年(1980)刊行。翌年...
しょうこ‐ぶっけん【証拠物件】
⇒証拠物
しょうでん‐じけん【昭電事件】
昭和電工社長、日野原節三の復興金融金庫からの融資に関する贈収賄事件。昭和23年(1948)政府高官や閣僚の逮捕にまで及び、芦田内閣の総辞職をもたらした。昭電疑獄。