しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・吾輩は猫である〉
しゅう‐とく【修得】
[名](スル)学問・技芸などを学んで会得すること。「柔道の技を—する」
しん‐げ【信解】
仏語。仏法を信ずることによって、その教理を会得すること。
じ‐とく【自得】
[名](スル) 1 自分の力で悟ること。自分自身で理解し、会得すること。「処世術を—する」 2 自分自身で満足し、安んじること。また、得意になって、うぬぼれること。「—の色」 3 自分の身に報い...
たい‐にん【体認】
[名](スル)自分のものとして体験的に会得すること。
とく【得】
[音]トク(呉)(漢) [訓]える うる [学習漢字]5年 〈トク〉 1 手に入れる。「得点・得票/獲得・既得・取得・拾得・所得・生得」 2 もうける。もうけ。「得策・得分/損得・役得・余得・...
とく‐ほう【得法】
仏法の真理を会得すること。転じて、物事の奥義をきわめること。「天下に許され、能に—したりとも」〈花伝・一〉
とっ‐か【得花】
能楽で、花の本質を悟り、それを会得すること。また、その境地。
どく‐とく【独特/独得】
[名・形動] 1 そのものだけが特別にもっていること。また、そのさま。「—な(の)雰囲気」 2 (独得)その人だけが会得していて、他の人には及ぶことができないこと。また、そのさま。「自家—の曲乗...
み‐きわ・める【見極める】
[動マ下一][文]みきは・む[マ下二] 1 十分に確認する。また、最後まで確認する。「彼の居場所を—・めてから戻る」「心底を—・める」 2 物の真偽を十分検討したうえで、判定する。確かめる。「正...