しゃ‐い【斜位】
1 一方の眼をふさいで見たり、両眼でぼんやりと見たりするときに、物が二重に見える状態。眼位の異常によって起こる。両眼で見つめているときは、左右の視線が目標に集中し、物が一つに見えるため、気付かな...
しゃく‐い【借位】
1 奈良・平安時代、位の低い者に一時的に授けられた高位の位階。高貴の人に謁見したり、外国へ派遣されたりする際に行われた。 2 勅許を受けるまでの間、国司がその管内の神社に仮に授けた位階。
しゃく‐い【爵位】
1 爵号と位階。 2 爵の等級。→爵3
しゅ‐い【主位】
1 主たるものが占める位置。物事の中心としての地位。「対人関係の円滑を—に置く」「—概念」⇔客位(きゃくい)。 2 (客に対して)主人のいる下座の方向。⇔客位。
しゅ‐い【首位】
第一の地位。順位の最上位。第1位。「クラスの—を占める」「—打者」
しゅうしん‐ざいい【終身在位】
ある地位に就いた後、生涯その地位にいること。
しゅぎょう‐い【修行位】
僧位として設けられた二色九階のうち、下四階の称。修行法師位・修行満位・修行往位・修行入位。
しょ‐い【初位】
1 律令制で、最下位の位階。八位の下で、大初位・少初位があり、それぞれを上・下に分ける。そい。 2 仏語。三乗の修行の最初の段階。
しょう‐い【正位】
1 位階で、同一等級を二つに分けたうちの上位のもの。従位の上の位。⇔従位。 2 悟りによって確立した位。仏教用語であるが、歌論・能楽論などにも用いられる。
しょう‐いちい【正一位】
1 諸王および諸臣に与えられる最高位の位階。 2 明治以前、神社に与えられた最高位の神位。また、特に稲荷神社のこと。