アノマロカリス【(ラテン)Anomalocaris】
《奇妙なエビの意》古生代カンブリア紀に登場した海棲の無脊椎動物。体節と櫂に似た鰭(ひれ)のような構造が見られ、頭部に大きな鋏(はさみ)状の付属肢をもつ。体長は0.6〜1メートル。カンブリア紀最大...
いぼ‐あし【疣足】
1 ゴカイ類の歩行器官。各体節の両側に一対ずつあり、剛毛の束をもつ。この下方に排泄口(はいせつこう)をもつものもある。 2 ナマコの背にある、とげ状の突起。
ウォビチ【Łowicz】
ポーランド中央部の町。ワルシャワの西約80キロメートルに位置する。切り絵をはじめ、伝統工芸が盛ん。聖体節に刺繍柄の伝統衣装を着て練り歩くパレードが有名。
うりざね‐じょうちゅう【瓜実条虫】
条虫の一種。全体は鎖状で、体長15〜35センチ。個々の体節が瓜の種の形をしている。中間宿主は犬・猫につくノミ・シラミで、終結宿主は犬・猫、まれに人の腸内に寄生。犬条虫。
オパビニア【Opabinia】
古生代カンブリア紀に登場した海棲の無脊椎動物。体節と櫂に似たひれのような構造が見られ、頭部に五つの目と長い口吻をもつ。
かん‐せつ【環節】
ヒル類の体表面を区切る環状の分節。体節とは異なり、内部構造とは関係ない。また、体節をいう場合もある。輪節。
き‐もん【気門】
昆虫・クモなど、気管で呼吸する節足動物の体の側面にある呼吸のための穴。気管に続く。各体節に一対ずつあるものが多い。呼吸門。
さなだ‐むし【真田虫/条虫】
条虫(じょうちゅう)の俗称。平たい体節部が真田紐に似る。
さんよう‐ちゅう【三葉虫】
三葉虫綱の節足動物の総称。海生で、古生代カンブリア紀からペルム紀にわたって生存。体長はふつう3〜5センチ、体は扁平で多くの体節からなり、頭・胸・尾に分けられ、縦方向も三つに区分される。種類は非常...
しんきゃく‐るい【唇脚類】
唇脚綱の節足動物の総称。ムカデ・ゲジなど。頭には触角・目・毒牙があり、胴は15〜170以上の体節からなり、各体節に一対の歩脚をもつ。