ビリチスのうた【ビリチスの歌】
《原題、(フランス)Les Chansons de Bilitis》ルイスによる散文詩集。1894年出版。架空の女性詩人ビリチスの古代ギリシャ詩をフランス語に翻訳したもの、という体裁の作品。
ファウストはかせ【ファウスト博士】
《原題、(ドイツ)Doktor Faustus》トマス=マンの長編小説。副題「友人によって物語られたドイツの作曲家アードリアン=レバキューンの生涯」。1947年刊。古典語教師ツァイトブロームが、...
ふう【風】
1 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の—になじむ」「昔の—を守る」「武家の—」 2 人や物の姿・かっこう。なり。風体。...
ふ‐しゅび【不首尾】
[名・形動]《「ぶしゅび」とも》 1 最後がうまくいかないこと。また、そのさま。「—に終わる」「—な交渉結果」⇔上首尾。 2 気受け・評判のよくないこと。また、そのさま。「上司に—な社員」 3 ...
ふ‐ていさい【不体裁】
[名・形動]《「ぶていさい」とも》体裁が悪いこと。外聞の悪いこと。また、そのさま。「—な服装」「—な行為」
筆(ふで)に任(まか)・せる
文面の体裁などを考えすぎず、筆の走る勢いにまかせる。「—・せて自由に書く」
ぶ‐ざま【無様/不様】
[名・形動]体裁の悪いこと。手ぎわの悪いこと。また、そのさま。「—な転び方」「—に横たわる」
ぶんえんえいが【文苑英華】
中国の詩文集。1000巻。宋の太宗の命をうけて982年、李昉(りほう)・宋白らが編纂(へんさん)。「文選(もんぜん)」の体裁にならい、梁末から唐代までの名詩文を文体ごとに集めたもの。
へん‐たい【変体】
普通の形や体裁と違っていること。体裁を変えること。また、その形や体裁。
ヘンリーライクロフトのしき【ヘンリー・ライクロフトの私記】
《原題The Private Papers of Henry Ryecroft》ギッシングの自伝的随筆集。1903年刊。著者自身を投影したヘンリー=ライクロフトという架空の人物による随筆の体裁を...