あき【空き/明き】
1 物が詰まっていないこと。すきま。空間。余地。余白。「本棚を置く—を作る」「行間の—を大きくとる」 2 欠員があること。「定員に二名の—がある」 3 ひま。「—の時間を利用して本を読む」 4 ...
あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...
あま・す【余す】
[動サ五(四)] 1 余分なものとして残す。余らせる。「料理が多すぎて—・してしまった」 2 限度に達するまでの余地を残す。「今年も—・すところあと三日」 3 (主に受身の形で用いる)持て余す。...
あらそう◦べからざる【争うべからざる】
[連語]《「べから」は可能の助動詞「べし」の未然形》議論する余地がない。否定することができない。明らかな。「—◦べからざる事実」
一言(いちごん)もな・い
ひとことも弁解できない。弁明する余地がない。「何と非難されても—・い」
いっ‐こう【一考】
[名](スル)一度考えてみること。「—を要する」「—する余地がある」
う‐がく【有学】
仏語。仏教の真理を知ってはいても、まだ迷いを完全に断ち切っておらず、学ぶ余地のある者。小乗仏教の四果のうち、最後の阿羅漢果にまだ達していない者。⇔無学。
うたが・う【疑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 本当かどうか怪しいと思う。不審に思う。うたぐる。「—・う余地がない」「自分の目を—・う」 2 事柄・事態を推測する。うたぐる。「にせ札ではないかと—・われる」 3 本当か...
間(かん)髪(はつ)を容(い)れず
《「説苑(ぜいえん)」正諫から。あいだに髪の毛1本も入れる余地がない意》少しの時間も置かないさま。「質問に—答えた」 [補説]「間、髪を容れず」と区切る。「かんぱつを、いれず」「かんぱつ、いれず...
きま・る【決(ま)る/極まる】
[動ラ五(四)] 1 不確か・未決定であった物事が最終的にはっきりして、動かない状態になる。さだまる。決定する。「方針が—・る」「有罪と—・る」 2 変わらないで同じである。一定している。「毎朝...