なお【猶/尚】
[副] 1 以前の状態がそのまま続いているさま。相変わらず。やはり。まだ。「今も—健在だ」「昼—暗い」 2 状態や程度がいちだんと進むさま。さらに。もっと。いっそう。「君が来てくれれば—都合が...
なさけ‐な・い【情け無い】
[形][文]なさけな・し[ク] 1 思いやりがない。無情である。すげない。「随分—・い、苛酷な事もためらわずにする」〈鴎外・山椒大夫〉 2 同情の余地がない。嘆かわしい。「—・い成績に終わる」「...
のこっ‐た【残った】
[感]《土俵ぎわまでまだ余地が残っている意》相撲で、行司が取り組んでいる力士に発する掛け声。「はっけよい、—、—」
のび‐しろ【伸び代】
能力を出し切ってはいず、まだ成長する余地があること。「芸の—が大きい」 [補説]平成17年(2005)前後からスポーツ界で使われ、多方面に広がった。
はく‐はく【白白】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 白いさま。「—たる雪山」 2 明らかなさま。疑う余地のないさま。「—たる証拠」「明々—」
はん‐ろん【反論】
[名](スル)相手の論や批判に反対の意見を述べること。また、その議論。「—の余地がない」「論評に—する」
ばく・する【駁する】
[動サ変][文]ばく・す[サ変]他人の意見や考えなどを攻撃して反論を述べる。反駁する。論駁する。「—・する余地のない正論」
火(ひ)を見(み)るよりも明(あき)らか
《「書経」盤庚上から》きわめて明らかで、疑いを入れる余地がない。火を見るより明らか。明々白々。「泣きをみるのは—である」 [補説]ふつう、悪い結果になるのが予想される場合に使う。文化庁が発表した...
ふさ・ぐ【塞ぐ】
[動ガ五(四)] 1 あいている箇所に物を詰めたり、覆ったりする。すき間や穴をなくする。「ふすまの破れ目を—・ぐ」「決壊部分を—・ぐ」 2 耳・目・口などを手で押さえて覆う。また、目・口を閉じ...
べく‐も‐な・い
[連語]《「べくもあらず」の「あらず」を形容詞「ない(なし)」に置き換えたもの》 1 …できそうもない。…する余地もない。「これ以上の贅沢(ぜいたく)は望む—・い」 2 …はずがない。…しそうに...