ちゅうそんじ‐ぎょう【中尊寺経】
中尊寺の供養経の総称。藤原清衡・基衡・秀衡がそれぞれ作らせ、紺紙に金字や銀字で書かれている。国宝。
つい‐こう【追孝】
[名](スル)死んだ親などを供養して孝道を尽くすこと。ついきょう。
つい‐ぜん【追善】
[名](スル)死者の冥福(めいふく)を祈って、生存者が善根を修めること。特に、仏事供養を営むこと。追福。「先祖を—する法要」
ついぜん‐くよう【追善供養】
死者の冥福を祈って行う供養。
つい‐ひ【追賁】
《「賁」は飾る意》死者の供養をして、その功徳を飾ること。追善。「十万の諸仏も明らかに此の—を随喜し給ひ」〈太平記・三九〉
つうえん【通円】
茶人。京都の人。もと宇治の農民で、宇治橋の東詰に茶店を出したといわれる。古川通円と自称し、代々その名を継いだとされる。狂言の主人公として有名。生没年未詳。
狂言。舞狂言。旅僧の前に通円という...
てもと‐くよう【手元供養/手許供養】
故人の遺骨を身近に置いて常に供養すること。一部を墓に収め、一部をペンダントなどに入れて身に付ける、遺骨を仏像などに加工するなど方法はいろいろある。
でいとう‐ほう【泥塔法】
滅罪または息災延命のために、泥塔をつくって供養する修法。
とう【塔】
1 《「卒塔婆(そとば)」の略》仏教建築における仏塔。仏舎利を安置し、あるいは供養・報恩などのために設ける多層の建造物。 2 高くそびえる建造物。「教会の—」「テレビ—」 [補説]書名別項。→塔
とうだい‐じ【東大寺】
奈良市にある華厳宗の大本山。南都七大寺の一。聖武天皇の発願により創建。行基が勧進し、良弁(ろうべん)が開山。本尊の盧舎那(るしゃな)仏(奈良の大仏)の開眼供養は天平勝宝4年(752)。同6年には...