せい‐かん【清閑】
[名・形動]俗事にわずらわされず静かなこと。また、そのさま。手紙文で、相手を敬ってその閑暇な状態をいうときにも使う。「その庭に至ればはなはだ—で」〈中島敦・弟子〉
せい‐じ【世事】
1 世間の俗事。せじ。 2 僧が定められている以外の食事をとること。 3 和船で、炊事を行う部屋。
せい‐るい【世累】
世の中の煩わしい事柄。俗事。
せ‐こ【世故】
世間の俗事や習慣。世間の事情。せいこ。「—に暗い」
せ‐じ【世事】
1 世の中の事柄。俗事。「—にうとい」 2 「世辞」に同じ。「不相変(あいかわらず)愛嬌も—も無いが」〈紅葉・多情多恨〉
せ‐じん【世塵】
世の中の煩わしい雑事。俗事。せいじん。「—を逃れる」
ぞく【俗】
[常用漢字] [音]ゾク(呉) 1 世間の習わし。「異俗・旧俗・習俗・土俗・風俗・民俗・良俗」 2 世間一般。「俗語・俗事・俗字・俗説・俗務/雅俗・脱俗・超俗・通俗・凡俗」 3 無風流で卑しい。...
ぞく‐さい【俗才】
俗事に長じた才能。世才。
ぞく‐じょう【俗情】
1 世俗のありさま。世間の事情や人情。「—に疎い」 2 俗事にひかれる気持ち。名利にとらわれる心。「此の度の旅行は—を離れて、あく迄画工になり切るのが主意であるから」〈漱石・草枕〉
ぞく‐だん【俗談】
俗事についての話。世間話。